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甘やかし過ぎが主従関係をダメにする

 
犬を甘やかしすぎたり、かまいすぎてしまうと、犬は主従関係を誤認します。自分が主人であると勘違いをしてしまうということです。遊んでやったり、かまってやることは悪いことではありません。むしろ犬に対して愛情を注いでやることはよいことと思います。ただ、それが過度になってしまうと、犬は自分が主人であると主従関係を誤認してしまうことになるのです。そのため、できるだけ遊んだりかまったりする時間と、そうでない時間との区別をつけることが必要になります。

甘やかせたり、かまいすぎない


特に子犬の頃は飼い主も犬をかわいいと思うあまり、何かとかまいすぎたり、甘やかせてしまったりするでしょう。しかし、それらの行為は犬の中に自分のほうが優位であると感覚的にすりこまれていってしまいます。そのため主従関係が逆転してしまい、犬は飼い主よりも優位な立場であると誤認してしまうのです。そうなると、しつけができなくなってしまいます。犬は、自分にかかわる人間をよく見ています。そして、自分に接する態度で主従関係を判断する者なのです。そのため、何かと甘やかされたり、かまってくる人間は自分より下であると判断してしまうのです。特に、甘やかさずに、毅然とした態度で自分に接してくる人間を頼りがいのある主人と見ることが多いようです。必要以上にかまいすぎず、甘やかさず、もちろん完全に放置することは感心できませんが、散歩に連れて行った際は、犬に自由に歩くことをさせず、主人の歩く方向に犬を従わせる、遊ぶ時も、いつまでもかまいすぎず、単独で遊ばせたり、また時間を決めていつまでもだらだらと遊ばせておかない、時間がくれば飼い主の手によって遊びを中断させるなど、犬の自由にさせず、主人である飼い主に管理されている感覚を犬に教え込むことが大切になります。その家での主人、すなわちリーダーは誰なのかを犬に理解させ、主人の管理に従わせること、これは犬にとっても大事なことです。犬の従属本能は生まれついて持っているものなので、犬にとっては主人に従うことは苦痛でもなんでもなく、本能のままの行動ということをまず理解してください。
 

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